いつもありがとうございます、かず、です。
人生100年時代を迎えて、政府も推奨し始めた「副業」。
副業したら税金の申告、「確定申告」が必要ですね。私も数年前からいくつかの副業を実践中(人体実験中!?)なので、この時期になると確定申告が必要。
昨日、クラウド会計サービスを使い、e-Taxで無事完了。
- 副業で確定申告が必要な場合
- 事業所得として確定申告
- 普段、帳簿つけ=記帳はどうしてる?
- 確定申告までのステップ
- Freeeの良さ 取引登録の自動化など
- 最後にe-Taxにて送信 しかし、ID・パスワード方式には弱点が・・・
- e-Taxでラクラク申告、無事完了!
- まとめ
副業で確定申告が必要な場合
事業所得として確定申告が必要な場合とは、副業でおおよそ20万円を超え、その収入が継続的に一定額ある場合です。
その場合は事業所得として確定申告が必要となります。
例えば、たまたまその年にアフィリエイトで20万円を超えた所得が有ったとしても、継続的でなければ雑所得として扱います。
逆に言うと20万円の所得がなければ、申告する必要はありません。
また、収入=所得ではないので、ご注意を!
所得=収入-経費(下記参照)
ブロガーの皆様の中には、アフィリエイト収入が多い方もいらっしゃるかと。
対象の方は確定申告を忘れずに!
自分は、細々ブログなので、アフィリエイト収入は申告には関係無く・・・。
A8ネットさんのHPに簡単なフローが有ったのでご参考に↓
アフィリエイトで得た所得の確定申告について【チャート】:アフィリエイトのA8.net
また、アフィリエイトの収入や経費の考え方もありましたのでご参考に↓
事業所得として確定申告
自分の場合は、以前ご紹介した人生100年時代に向けた副業実践(人体実験:とにかく自分で実践し、その経験を伝える)の中で主に
- 太陽光発電事業
- レンタルルーム事業
の事業が事業所得に該当。
約5年前に個人事業の届け出をした時に、青色申告(税制上の優遇措置が受けられる)の届けもしているので、普段「帳簿」をつけなければならない。
専門家=税理士さんに頼めば済む話ですが、毎月安くても1万円から3万円払うのは副業としてはもったいない。
なので、自分の場合は、クライド会計サービスを使い、簡単ラクラクな帳簿つけを実践しています。
しかし、多くの方が「帳簿つけ=記帳」など経験が少ないと思うので、これが自分でできない一つのハードルになっているのかと感じる。
しかし、今はほんとに簡単・便利なツールがあるんですよ。
普段、帳簿つけ=記帳はどうしてる?
普段の帳簿つけは、Freeeというクラウド会計サービスを使用しています。
2015年から使い始め、かれこれ4年経過しましたので、とても使い勝手が良いと毎年実感してます。
値段も個人事業向けサービスでスタータープランを利用中。
年間10,780円 とてもお得です。
特に今回は毎月の帳簿付けをサボっていて、なんと、ほぼ1年分まとめて作成しましたが、週末1日の半日程度でほぼ完了。
Freeeの便利さ&良さをあらためて実体験できました。
そして、昨夜、無事e-Taxにて申告完了しました!
確定申告までのステップ
私の場合のズボラ帳簿つけステップですので、参考にしないでくださいね。
反面教師としてなら!
- はじめに、副業ごとにクリアホルダー(ファイル?)を作る。
- 請求書や領収書が届いたら、それを決めたクルアホルダーにとりあえず入れる。
- ある程度たまったら、Freeeにて取引登録する(帳簿つけ=記帳する)。理想は毎月、少なくとも3ヶ月に一度くらいは。(このある程度たまったらを今回はほぼ1年分ためてしまいました!!反省、反省)
- すべての取引登録が完了。
- 並行して、水道光熱費など集計し家事按分計算する。(これもFreeeで自動でできるようですが、私は決算仕訳として計上)前回ブログ参照
- 決算振替仕訳など登録(一応、本業がCFOなので真面目に決算処理やります。例えば、未払、前払いなどを選別し、決算振替仕訳する。経理を知らない方でも一度覚えればやることは簡単です。)
- レポートの確認 試算表、合計残高試算表など出力
- 確定申告書の作成 (ここまでFreeeで完了)
- e-Taxにて申告作業
- e-Taxにて送信
- 完了
Freeeの良さ 取引登録の自動化など
取引登録の自動化とは
この取引登録ですが、Freeeの場合、銀行口座やカードと連動しておくと、銀行やカードの入出金明細を自動的に判断し、適正な帳簿上の科目に登録してくれます。
これが非常に便利!!
例えばこんな感じ↓
登録銀行口座からPayPayへのオートチャージ金額を事業主貸(生活資金として利用という意味)で処理してくれます。
次の例、借入金の返済の場合(太陽光事業)
借入金の返済取引をテンプレート登録しておくと、ほぼ自動で認識してくれるので、支払利息を変更して、確認登録するだけ!↓
こんな感じでほぼ自動で登録してもらえるので、経理知識が少ない人でもとても簡単。
この自動的な判断というのは、一度登録しておけば毎回自動的に判断してくれるので、とてもラクラク。こういうところに、AIが使われているんですね。
この機能のおかげで、ほぼ1年分たまっていた登録処理(帳簿つけ=記帳)が数時間で完了。
その他の便利機能とは
- レポート作成機能 例えば青色申告に必要な会計帳簿(試算表、仕訳帳など)や資金繰りの現預金レポートなどが自動で作成
- 受発注管理 見積書、請求書、領収書などの作成機能
- 確定申告 振替伝票、固定資産台帳、在庫棚卸し、家事按分、確定申告書の作成 などの機能
- 確定申告書処理 e-tax申告用のデータファルを出力できるので、それをe-Tax側で読み込めばOK
これだけの機能がついて、年間1万円程度とは本当にお得だと思います。
最後にe-Taxにて送信 しかし、ID・パスワード方式には弱点が・・・
マイナンバーカード方式の場合、Freeeで出力されたe-Tax用のデータファイルを読み込めば、それでほとんど終了、とても簡単、楽々申告です。
しかし、私が使っている「ID・パスワード方式」には、唯一の弱点があり、それは・・・
「e-Tax用のデータファイルを読み込むことができない!」こと。
つまり、せっかくFreeeで作成した確定申告書を、もう一度e-Tax画面にて入力し直さなければいけないのです!!残念!。
(これはなんとか改善してほしい!国税庁さんお願い!
マイナンバーカードを何とか普及させたいという背景があるので、多分無理でしょうけど・・・。)
昨夜、Freeeで、「さて終わった!後はこれのデータを読めば終わりだ!」と喜んでいたら、「そういえば、打ち込まないとだめなんだ」と気付き(昨年度も同じことで、がっかりしたことも思い出し)、年一度だから仕方なしとe-Tax画面に向かう。
e-Taxでラクラク申告、無事完了!
Freee で出力した確定申告書を手元に置きながら、e-tax画面にひたすら入力。
30分くらいでようやく完了し、データ送信。
無事完了!!!
平日に混んでいる確定申告会場に行かなくてすむので、やはりe-Taxは便利だと実感。
年に一度の恒例行事と考えれば30分程度は我慢するか?、それとも次はマイナンバーカードを作るか? うーむ、いつも悩む・・・。
マイナンバーカードは、「住民票や印鑑証明などがコンビニで出力できる」というのも売りだが、そんなに必要な機会が無いと思うと、セキュリティーの観点からもIDカードをたくさん持つのは危険かな??。
免許証、保険証、パスポートなど、これ以上IDカードを持つ必要があるのか?と思うと考えてしまう。
まとめ
人生100年時代に向けて、「副業」はますます活発になると感じる。
その際に必ず必要なのが確定申告。
確定申告作成のための手間をいかに省くか?
Freeeのような個人事業向け会計サービスが充実し、専門家の力を借りなくてもある程度自分でできて、かつ、手間とコストが下げられることは、とても良いことだと思う。
利用しない手は無いのでは?。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。