東京オリンピックのマラソン会場が、IOCからの突然の決定で札幌に移った。
それに対して小池知事の「合意なき決定」と言うコメント。
「うまいこと言うなぁ」と妙に感心してしまった。
なぜ?仕事はいつも「合意なき決定」というストレスだらけだから。
そんなとき、どう対処してますか?
東京オリンピックのマラソン・競歩会場が札幌へ
人生100年時代、色々なことに遭遇しますね。
ラグビーワールドカップで盛り上がった直後、オリンピック東京開催まであと数ヶ月、と言うタイミングで、水を指すような今回の騒動。
今回の騒動は、皆様すでにご存知の
4者協議のあと都庁で記者会見した小池知事は、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移す案について「マラソンと競歩の開催地変更に同意することはできない。現在でも、東京で実施するのが最善であるという確信はいささかも変わっていない。しかし、最終決定権限を持つIOCの下した決定を妨げることはしない。あえて申し上げるならば合意なき決定だ」と改めて述べました。引用:NHKニュース
合意なき決定
これにはさすがにびっくりでしたが、会社など、組織で働いていると、よくあることではないですか?
例えば、トップの一声で急に方針が変わる、役員のひとことで一度決まったことがひっくりかえる、部署内で合意して決めたはずなのに上司が変われば、合意も覆される・・・そもそも合意なんてあったのか? などなど。
こういうことが起きると、すごくストレス感じませんか?
「ちゃぶ台返し」とは、まさにこのことですね。
日常、「合意なき決定」というストレスに囲まれている!?
ストレス対処法
こういう日常的なストレスにはどう対処したらよいか。
それぞれ、対処方法はあると思うが、自分が実践しているのは、
「心ののれん作戦」
「心ののれん作戦」
「心ののれん作戦」とは、ストレスをのれんのように受け流す。
「ストレスを受け入れる」のではなく「ストレスを受け流す」。
例えば握りこぶしで10キロの力で壁を叩くと、10キロの力をそのこぶしが受け止める。大変、そもそも痛い。
20キロ、30キロになったら・・・、とても耐えられない。
一方、のれんに同じことをしたら、のれんがふわっと舞い、こぶしは痛くない。
ほとんどの人は、なんとかしようと思い、ストレスに真剣に向き合う。でも、ストレスに対して本気で立ち向かえば立ち向かうほど、そのストレスは自分に返ってくる。
そこで、自分の心を「のれん」にしてみる。
「まぁ、そういうこともあるか」「まぁ、なんとかなるでしょう」「しばらく、様子見るか」と言う感じで。
ストレスを受け止めるのではなく、受け流す。
「免震装置のない鉄筋コンクリート建物」と「木造建物」。
地震というストレスに強いのはどちらでしょう?
人生100年時代を迎え、「ストレスとの向き合い方、対処方法」とても重要になると感じます。
実は、この「のれん作戦」この本で学び、実践中。
人生うまく行く人の 感情リセット術
精神科医 樺沢紫苑著 三笠書房 本体価格740円
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。